2021年 6月になりました。

6月は熊本建設コンサルタントの年度初めとなります。

コロナ感染予防対策を行った上で年度初め式を(今年は簡略的に)行いました。

昨年度は県南地方の豪雨災害関連の業務で多忙を極めた年でした。

今年は災害の無い年になることを祈るばかりです。

 

熊本建設コンサルタントでは、災害対応として災害発生時には熊本県との協定の基、

災害現場での初動調査に協力しています。

昨年度は入社2年目の社員も災害現場で一生懸命頑張って作業してくれました。

社員一同、昨年度の災害での教訓と知識をしっかりと身につけ、今後起こりうる災害にも早急に適切に対応していきたいと思います。

今年度の目標について。

技術部の57期の目標として下記の3つを掲げます。

 

1)三次元測量・三次元設計の推進

全国的なCIM化への取組に対して、社内での3次元測量と三次元設計への知識と技術力の向上と更なる活用。災害や概略設計等への実績はありますが、今後通常業務での活用を目指します。

処理にかなりの時間を要する三次元点群データの処理の課題をクリアするため、今年度はハイスペックPCを導入し、業務の量をこなせる環境を整えています。

 

2)資格取得のチャレンジ

資格取得のための学習を各々が自己的に行い、自己の知識と技術力の向上、そして会社全体の技術力の更なる向上を目標とします。また技術部では定期的に勉強会を実施します。

 

3)成果品の品質の向上

成果品の品質を向上させることで、発注者側と受注者との共通認識を確実なものとします。

担当した者だけが理解できるような報告書ではなく、社内外の担当者が見たときにその設計の意図や根拠が確実に理解できる成果品を作成します。

 

今年はコロナワクチン接種も始まり、やっと以前の生活様式に戻るかと思います。ワクチンの無いコロナウイルスという新たな感染症に対して人、社会、国家、会社、様々な組織の脆弱さも感じたことでしょう。しかし、コロナ渦の生活は暗いものだけではなく、テレワークやリモート会議といった働き方が推奨され、働き方の変換期とも言えるかと思います。弊社でも社会情勢に適応した働き方、会社のあり方を日々意識していきたいと思います。

技術部 HT